この記事を読むと分かること
- 退職代行を使うと損害賠償されるのか?(知恵袋の相談より)
- 損害賠償された事例(知恵袋の相談より)
- 酷い退職代行に依頼してトラブルに遭った事例
退職代行を利用したことで損害賠償請求されないか、不安になる人は多いです。
実際、知恵袋でも多くの相談が寄せられています。
そこで今回、知恵袋での相談事例をまとめました。
退職代行で損害賠償を請求される?知恵袋の相談まとめ
- 損害賠償請求は、退職代行を使ったかどうかは関係ない
- 請求するのは会社の自由だが、請求が認められるかは別問題
- 損害賠償を言ってきても退職代行が抑えてくれる
- 会社が裁判を起こしても、こちらが負けることはない
- 費用対効果が見合わないので、法的措置をとることは考えにくい
それぞれ紹介・解説します。
損害賠償請求の実施は、退職代行を使ったかどうかは関係ない
Q:退職代行つかったら会社側から訴えられるとかってあるんですか? 2週間前に退職することを言わないと行けないって聞きました。でも、退職代行で次の日から来ないなんて人を見て、シンプルに疑問に思いました。
A:訴えること自体はどんなことでも可能です。 退職については、会社の規則に記載されていると思いますので、それを破れば規則違反となります。(法律ではないです) それにより、会社は被害を被ったという判断(もちろん証拠も)があれば、損害賠償を求める訴えができます。 退職代行を使ったかどうかは関係ないですね。
引用元:yahoo知恵袋
退職代行は、正規の退職手順を踏むので問題ありません。
「訴えること自体は、どんなことでも可能」の記載について、次の相談を見てみましょう。
請求するのは会社の自由だが、請求が認められるかは別問題
Q:助けてください。 12月末まで契約がある契約社員です。 パワハラや上司と生理的に合わず退職を決意して7月末まで働いてくれと言われて頑張っています。(中略) インターネットで見る限り損害賠償請求される可能性があるようです。 ほんとにかかるのか?いくらかかるのか?皆さんならどうするか? 教えて頂きたいです。
A:損害賠償請求というのは、文字通り損害を与えた場合に請求されるものです。あなたが退職することで会社に1円でも損害を与えることになりますか? 一般的にはあり得ません。 また、万が一請求されたとしても、拒否すればいいだけです。請求するのは会社の自由ですが、拒否するのはあなたの自由です。あなたから強制的に取り立てることはできません。
引用元:yahoo知恵袋
損害賠償で訴訟になることは、まずありません。
というのも、基本は損害賠償が認められないから。
さらに、訴訟するには相応の時間とお金がかかります。
実際には、相手への嫌がらせ目的で損害賠償請求をしてきます。
私自身、別件ですが損害賠償請求に近いことを受けたことがあります。
正直、ビビります。

そんなとき、退職代行が強い味方になります。
損害賠償を言ってきても、退職代行が抑えてくれる
Q:退職代行を使いたいのですが、退職までの2週間会社に来いと言われたり、損害賠償を求められたりするのではないかと不安です。(後略)
A:(前略) 損害賠償。 ないです。退職代行が抑え込んでます。 そもそも、損害賠償自体 言い出すのは、法律違反ケース 多いですし…。 (後略)
引用元:yahoo知恵袋
ブラックな企業では、退職させないために損害賠償請求してくるところもあります。
一人でやり取りしていると、そんな請求が成り立つのか判断が難しい。
とりあえず怖いから、退職を辞めてしまうケースも。
相手がブラックな企業であるほど、労働法に詳しい退職代行を味方につけておくと安心。
なにより、味方がいる、ということが退職代行の価値だと思っています。
実際には、訴訟なんてそうそうありませんね。
私も、多くの相談を受けていますが、一度も訴訟になった事例は見かけたことがありません。

結局、会社も勝てないから訴訟をしないんです。
会社が裁判を起こしても、こちらが負けることはない
Q:退職代行を使ったバイトに損害賠償を請求したいです。先日アルバイトが無断欠勤したせいで職場に迷惑がかかり仕事に支障が出ました。絶対に許せません。バックレの損害賠償請求は最大でいくらですか?
A:即日バックれ退職は、どのような場合でもいけません。 正社員なら民法第627条でいつでも辞められますが、それでも最低2週間の引き継ぎ業務は義務付けられます。 しかし、それでも、バックレ退職で使用者が労働者を訴えた裁判は1件もありません。 バックレ退職で迷惑した会社はたくさんあるでしょうけど。 それは裁判をしても勝てないと判断したほうがいいでしょう。 損害賠償を請求して認められた判例としては、 ・新入社員研修を海外で行い、帰国後すぐ退職。 会社は海外研修にかかった全額の請求を求めましたが全額は認められず、ごく一部ではありますが退職者に支払命令がありました。 どのような損害が出たかわかりませんが「おかげで忙しくなりたいへんだった」程度ではまず無理でしょう。
引用元:yahoo知恵袋
費用対効果が見合わないので、法的措置をとることは考えにくい
Q:知恵をお貸しください。会社から損害賠償請求が来ました。どうすれば良いか教えてください。 元ドライバーです。 先月末に退職代行業者の方に依頼して退職しました。(中略)これらの契約書を交わしていない内容について12万の請求をされています。支払わない場合、法的手段を取ります。との記載です。どうすれば良いですか?
A:支払わない場合、法的手段を取ります。との記載です。 という事は、訴えられて裁判所から訴状が届いた訳じゃないんですよね? だったら『無視』でいいです。 12万円程度で本当に法的措置を取る馬鹿は多くないと思います。 完全無料なら行くなとは言いませんが、今の段階で弁護士に相談する必要もない。インターネット時代の『訴えるぞ詐欺』です。払ってくれれば儲けもの位の感覚です。 本当に訴えてきたら改めて質問してください。 ※訴状が届いたら無視はダメよ。
引用元:yahoo知恵袋
会社は、訴訟してもメリットはありません。
そのため、「退職代行に損害賠償請求自体を、事前に押さえ込んでもらうこと」が大事。

信頼性の低い退職代行に依頼すると、トラブルに発展しやすいので注意が必要です。
急に辞めて会社に多額の損害を出すような役職だとリスクあり
Q:退職代行サービスを使うか迷っています。 本当は、明日から仕事に行きたくありません。 周りに退職代行サービスを使ったことのある人がいない為中々信用できません。 退職代行サービス使ったら、 損害賠償を請求されるんじゃないか? 会社から訴えられるんじゃないか? と不安になります。 (後略)
A:(前略)損害賠償や訴えられることについて相談したところそういう手続きには手間がかかるからわざわざやらないと思うと仰ってました。 例えば質問者様がいきなり辞めることで会社に多額の損害が出るような役職にいる場合は訴えを起こされる可能性はあると思います。 (後略)
引用元:yahoo知恵袋
会社の重役にいるような人は、訴訟のリスクは考える必要があるでしょう。
知恵袋で、損害賠償請求された事例があったので紹介します。
退職代行を利用した後、損害賠償請求された事例|知恵袋
Q:退職代行を使った部下に損害賠償を請求することは可能ですか? 先日部下が無断欠勤しました。この部下に何度電話をかけても音信不通でした。そのせいでお客様に迷惑がかかり仕事に支障が出ました。他の社員に多くの負担がかかってしまいました。 何か本人に大変なことがあったと思い、社員の何人かで部下の家まで行きましたが真っ暗で不在でした。その翌日会社に退職代行業者を名乗る人から退職するとの連絡と退職に必要な書類(離職票など)を送るように連絡が来ました。 (後略)
上層部の判断で無断欠勤した社員については解雇とし、無断欠勤に対して損害賠償請求を行うことになりした。その退職代行業者は弁護士ではないみたいです。ありがとうございました。
引用元:yahoo知恵袋
無断欠勤は、損害賠償請求されるリスクがあるので、絶対やめましょう。
さらに、無断欠勤は社員に何かあった可能性を想定し、自宅に確認に来られる可能性もあります。

退職代行でなく、「無断欠勤」に対する損害賠償請求です。
無断欠勤中の場合は、退職代行に一度相談してみましょう。
損害賠償請求のリスクがどの程度か、大丈夫そうなのかアドバイスしてもらえます
まっとうな退職代行にお願いすれば大丈夫なのですが、中にはどうしようもない業者もあるんです。
知恵袋でもトラブル事例があったので紹介します。
退職代行が原因で、損害賠償請求された事例|知恵袋
- 質の悪い退職代行を選ぶと、まともに仕事をしない
- 退職代行が業務放棄し無断欠勤扱いになり、損害賠償請求
- アフターフォローがついていない退職代行だと、後日困る
- 費用対効果が見合わないので、法的措置をとることは考えにくい
それぞれ解説します。
質の悪い退職代行を選ぶと、まともに仕事をしない
Q:今現在、会社を辞める先輩の仕事を引き継いでいるのですが(仕事を教えて貰っている途中です)、退職代行を使っていきなり辞めたら訴えられますか?損害賠償を求められたりしますか? 上司には前に1度退職したいと伝えましたが、今辞められたら困るからと拒否されました
A:損害賠償を請求されると裁判になります。裁判になると時間と費用、労力がかかるので、よほど大きな損害でない限り、そこまでして会社が訴えることはありません。 「損害賠償請求するぞ」と言ってくる場合は、たいがい脅しです。 退職代行自体は違法ではないので訴えられることはありません。 しかし、質の悪い退職代行を選んでしまうとまともに仕事をしません。 場合によっては違法行為になり、退職できません。 料金が安いからと言った理由だけで選ばないようにしてくださいね。
引用元:yahoo知恵袋
退職代行は、利用が広がっています。
その分、新規参入が多いです。
中には、質の悪い業者も。
実際のトラブル事例についての相談内容を紹介します。
退職代行が業務放棄し無断欠勤扱いになり、損害賠償請求
Q:現在、会社を退職代行で退職したつもりでしたが会社側が退職を同意していない状態で無断欠勤扱い状態になっています。 再び退職届を出したのですが、一向に返事がなく給料も未払いだったので、電話したところ「会社に来い」と言われ、「無断欠勤の分の損害賠償請求する」 と言われました。 自分勝手だとは思いますが、精神的に辛い状態なので会社にいく勇気もないです。 情けないのも分かっています。 どうすればよいでしょうか。
A:退職代行には連絡されたようですね。 他の退職代行に相談してはどうでしょうか。同じ回答ならば 退職代行ではどうにもならないと思います。 労働組合の退職代行であれば、会社との交渉が可能です。 労働問題にも詳しいため相談にのってくれると思います。
引用元:yahoo知恵袋
この事例は、やばいですね。
いままで、ここまで酷いのは聞いたことがないです。

信用ならない業者には、絶対依頼しないでほしいです。
退職後のフォローが雑な業者も多いので気を付けましょう。
アフターフォローがついていない退職代行だと、後日困る
Q:先日退職代行サービスで退職した後に会社から損害賠償請求を受けました。利用した代行サービスでは退職後に対応できない、と言われ放置され困っている状況です。 (後略)
A:もう転職していらっしゃるのなら、自分で賠償金を支払うか 弁護士に相談するかじゃないでしょうか? 退職代行業者は伝えることだけが仕事ですから。価格の安さだけで選ぶのは危ないと思いますよ。価格が高くても弁護士による退職代行の方が安心出来ますし、結果的に安いと思います。その後のサポートや書類手続きも全て代行してくれますし、会社とも交渉する権利がありますから。
引用元:yahoo知恵袋
退職後のフォローは、工数と収益が悪いので手を抜く業者が多いです。
私が推奨している退職代行ガーディアンは、3か月間のサポートが追加料金なくついているので安心です。
まとめ
- 損害賠償請求は、退職代行を使ったかどうかは関係ない
- 損害賠償を言ってきても退職代行が抑えてくれる
- 無断欠勤は、損害賠償請求のリスクがあるのでダメ
- まともな退職代行を選ばないと危険
損害賠償請求については、「100%大丈夫!!」と言い切ることは難しいです。
何事にも、絶対はないので。
なので、いくら調べても不安がゼロになることはありません。
一番手っ取り早くて安心なのは、「無料相談で退職代行に問い合わせること」。
退職代行は、多くの事例を知っているので、あなたが損害賠償を請求されるリスクがあるのか見積もってくれます。
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